コロシテ…コロシテ…
電気がつけられない
ぼくの部屋のシーリングライトは、壁スイッチのほかにリモコンがついている。
快適にオンオフできていたのだが、
- タクトスイッチがイカれてリモコンが使えなくなった
- Alexa非対応なので音声でつけられない
などの不満が募ってきた。
せっかくなので、ここではIoT化してAlexaで使えるようにする。
実装する
今回はお手軽にIFTTTでやっていく。
こんな感じ。
- ラズパイを使って回路を組む
- 起動用のスクリプトを書く
adnanh/webhook
で起動用のスクリプトを叩くように設定する- IFTTTで Alexa からWebhookのURLを叩くように設定する
ソフトウェア周りは書くほどでもないので割愛する。
回路を作る
赤外線リモコンをIoT化するときは、赤外線受光モジュールと赤外線LEDで、元のリモコンの信号をエミュレートする実装が普通だと思う。
はじめはぼくもそのように実装したのだがうまくいかず、原因の切り分けも出来なかった。勘で実装するのも気持ち悪いので、今回は別の方法で実装した。
それがこれである。
リモコンのスイッチの部分にGPIOでスイッチングできる回路を上乗せした。 ラズパイから給電しているのも相まって、地球外生命体に寄生されたような見た目になってしまった。ただリモコンをIoT化しただけなのに、闇の魔物を生み出すとは自分の才能が恐ろしい。
作ってみて
便利。
自分の手で実装すれば自由度が高いという点も好感触である。照度センサーや位置情報など入力語彙をいくらでも増やせるし、運用も手元でできるのでIoTガジェットの持つ「企業がサーバーの生殺与奪を握っている」不安がない。
ただ、魔物を錬成した件は重く見ている。 今はもう見ないようにしているが、いずれちゃんとしたLEDドライブ回路を作りたい。